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解題
幼稚園生くらいの頃、両親にキックボードを買ってもらいました。
「これさえあればどこへでも行けるぞ!」と、幼いながらに私の中の冒険心が燃やされ、ワクワクしていたのを覚えています。
でもあれ、ゴツゴツしたアスファルトの上を走ると、ガタガタガタガタとものすごい音を立てるんですよね。
その上なかなか滑らかに進んでくれない。
「もっとストレスなくスイスイと走れないものか…」
幼いながらに知的な悩みを抱えた当時の私は、ある発見をしたのです。
それは、白線の上を走ること
塗装された白線の表面はアスファルトよりも遥かに滑らかで、地面を一度蹴るだけで、キックボードはスイスイと進んで行きました。
おまけに騒音問題も解決されたので、白線はキックボードのために敷かれたレールなのではないかと、一時期は本気で思っていました。
そんなことを考えながらスピードを出すものだから、滑りに滑って見事に転んで、最後は痛い思いをするんです。
キックボードに乗ってたのか調子に乗ってたのか、幼少期の白線の思い出でした。
おまけ

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