横断歩道

ラクガキ59

小学生の頃の話です。下校中に道端で、取り外された信号機を見かけました。

役目を終えたのであろうその信号機は、けっこうぞんざいに、道の隅っこに放置されていました。

あんなに間近で信号機を見ることって滅多にないと思うので、今考えたら結構レアな状況だったのかな。

普段は手の届かないところにあるものが、簡単に触れられる場所に置いてあるその状況に、異質さというか異様さというか、不思議な感覚を抱いたことを覚えています。