普通の日表紙

Story

今日は至って普通の1日だった。

特筆すべきこともないので、そんな平凡な私の1日を、漫然と日記に書き残しておこうと思う。

Commentary

例えば住み慣れた街の、当たり前になってしまった風景も、外の人からすれば新鮮な景色に見えるものです。

それはつまり、空想の世界にも劣らない心躍る景色が、どんな街にも眠っている証拠だといえます。

意外と気づいていないだけなのです。

……おそらく。多分……。